低身長マッチョが怖いと言われる理由と職場での見られ方 表情と構え
時間をかけて鍛えてきた体なのに、職場で「怖い」と言われると戸惑いますよね。私も、背が低いぶん強く見せたいと思った日があります。怖いと言われる元は、筋肉の量より表情と声と立ち方だと私は思います。鍛えた体はそのままで、まず話す速さと立つ位置から整えます。
筋肉を落とす前に、顔と声と構えを見直すほうが先です。どれも明日の打ち合わせから変えられます。
この記事で分かること
- 威圧感の元は体より表情と構え
- 背の高い相手の前では力が入りやすい
- 眉間と声と距離と腕組みを見直す
- ゆとりを持ってゆっくり話す
低身長マッチョが怖いと言われるのはなぜ
人から見えているのは、筋肉そのものより、その体でどんな顔をしてどう立っているかです。同じ体でも、口元がゆるんでいる人と眉間に力が入っている人では、受け取られ方が変わります。
体より構えと表情が目に入る
ある精神科医の見方では、自分の見え方と人からの見え方が違いすぎて、気づかないうちに威圧的になっている人も多いそうです。背が低くても威圧感のある人について尋ねた質問には、身長より目力や態度によるものだという回答がありました。鍛えている人なら、写真に写った自分の顔が、普通にしているつもりでも固くて驚いたことがあると思います。怖いと言われる元は、筋肉の量より、鍛えた体で見せている表情と構えにあると私は見ています。
背の高い相手には力が入る
背が低いと、背の高い相手の前では負けまいと力が入り、顔と肩が固くなりやすいと思います。横に並んで見上げる形で話していると、その力みは顔にそのまま出やすいと思います。
結論
怖いと言われる元は筋肉の量より表情と構えにあるので鍛えた体はそのままで整えられます
打ち合わせで背の高い相手と並んだ日

これは私が、仕事の打ち合わせで背の高い相手と会った日の話です。鍛えた体の話ではありませんが、力むと顔がどうなるかを考えるきっかけになりました。
始める前に負けた気がした
相手は180cmを超える、姿勢のいい人でした。私が素直に「身長高いですね」と言うと、返ってきたのは「185です」の一言です。横に並んで話すと、私はほぼ見上げる形になりました。それだけで、自分の仕事の出来が良くないのではと錯覚したのを覚えています。座って話す会議なら目立ちませんが、挨拶や立食の場では身長はごまかせません。並んで見上げたまま話していると、始める前に負けたような気がしました。
見返したい気持ちが顔に出る
その日の私は、実績で見返そうと思っていました。ただ、いちばんの問題は、相手にどう見られているかを自分が勝手に想像してしまうことだと今は分かっています。相手は私の背の高さを何も気にしていなかったと思います。見返そうと力むほど、表情まで固くなっていたのかもしれないと今は思います。自分で想像してつらくなる気持ちとの付き合い方を「身長コンプレックスが辛いときにまず試すこと 変えられる所を1つ選ぶ」に書いています。
背が低いとなぜ鍛えたくなるのか
背の低さを気にしてきた人ほど、体を鍛えることに向かいやすいと感じます。理由は1つではなく、いくつかの気持ちが重なっていると思います。
変えられる所を変えたくなる
背が低いのは、もうしょうがないと私は思っています。そのぶん、細かい努力で背の低さを補って余りあるくらいにしたいという気持ちもあります。身長は変えられないので、変えられる体のほうで補いたくなるのは自然なことだと思います。

強く見せておきたい気持ちもある
背が低いと、初対面で軽く見られないかと構えてしまう場面があります。鍛えた体は、その構えを支えてくれるものにもなります。なめられる前に強く見せておきたい気持ちが、鍛える理由に混ざることもあると私は思います。強く見せようとしすぎずに、職場で軽く見られたときにどうするかを「低身長がなめられると感じたときの職場での第一印象の整え方」(準備中)にまとめています。
鍛えること自体のよさと、どこから鍛えるかの順番を「低身長マッチョは筋トレで見た目がどこまで変わるか 鍛える順番と体重の目安」に書いています。
威圧感は体のどこから出るのか

威圧感の元を分けると、体そのもののほかに、眉間と視線、声の大きさと速さ、正面の近さ、腕組みの4つがあります。このうち体以外の4つは、鍛えた体のままで変えられます。背が低い人は相手を見上げて話す場面が多いぶん、この4つに力みが出やすいと見ています。
眉間のしわは怒って見えやすい
見上げて話す場面が多いと、眉間にも力が入りやすいと思います。ビジネスマナーの解説によると、仕事中の真剣な顔だっただけ、という場合もあるそうです。それでも、疲れや加齢から来る眉間のしわや、長くじっと見つめる視線は、威圧的と受け取られることがあるとしています。
声が大きいと威圧に聞こえる
職場の人の印象を聞いたある調査の自由回答には、声が大きくて、普通に話していても威圧感があるという意見がありました。何を考えているか分からない人に身構える、という意見も出ています。背の高い相手の前で負けまいとすると、声も張りがちになると思います。
正面で近いと身構えられやすい
心理の解説では、手を伸ばせば届くほどの近さは、とても親しい相手でなければ違和感を覚えるとしています。親しくない人と話すときは、正面ではなく斜め前に座る人も多いそうです。ただし、どこまでを近いと感じるかには個人差があります。背の高い相手の正面に近く立つと、首をそらして見上げる形になります。
腕組みは守りの構えに映る
腕組みは、偉そう・高圧的に見えたり、自分を守っているように見えたりすることがある、という解説があります。同じ解説によると、目上の人や取引先の前では控えるのが無難だそうです。自信のない所を隠すために腕を組む場合もあるといいます。一方で、腕組みは考え込むときのしぐさでもあり、いつも否定的な意味を持つわけではないという解説もあります。ただ、会議で黙って腕を組んでいると、不満があるのかと受け取られる場合があるそうです。背の高い相手の前で落ち着かないと、手のやり場に困って腕を組みたくなる人もいると思います。
注意
腕組みは考え込んでいるだけのときもあるので一つのしぐさで人を決めつけないようにします
言われたあとに整える4つ

鍛え方を変えたり筋肉を落としたりする前に、顔と声と立ち方と腕の4つを整えます。筋肉の付け方まで誰かに相談したくなった人のために、パーソナルジムを選ぶときに見る所を別の記事「低身長がパーソナルジムを選ぶときに見る所と料金の目安」(準備中)で整理しました。
口元をゆるめて目を合わせる
ビジネスマナーの解説では、明るく自然な表情を保つことを勧めています。ただし意識しすぎて、まばたきをせずに長く見つめるのは避けたほうがいいそうです。言葉と表情をそろえることも大切だと言われます。見上げて話す場面ほど、私なら口元を少しゆるめ、眉間の力を抜いて目を合わせます。
ゆとりを持ってゆっくり話す
人に伝わりやすい話す速さは、自分が考えているよりゆっくりで、声も落ち着いたものだと言われます。緊張すると早口になりやすく、聞く側にはせわしない印象を与えることがあります。背の高い相手の前で気が張ると、話も速くなりやすいと思います。私なら、自分が思うよりゆっくり、少し低めの落ち着いた声で話します。
正面より斜めに立つ
立って向き合いそうな場面なら、相手の正面に立たないようにしてみます。話が長くなりそうなら、座って話せる場所に移ってみます。親しくない相手とは、斜めの位置で話す人も多いそうです。正面に立たず斜めに立つと、私が見上げる角度は浅くなります。相手も身構えにくくなると思います。

腕を組まず手を見せる
信頼関係がまだできていない相手の前では、腕を組まないほうが無難だそうです。私なら、背の高い相手の前で手のやり場に困ったら、資料を持つか手を軽く重ねてみます。腕は組まず、手を体の前の見える所に置きます。
結論
口元をゆるめる・ゆっくり話す・斜めに立つ・手を見せるの4つは鍛えた体のままで今日から整えられます
服が体に張って見えるのが気になる人に向けて、服の選び方を「低身長マッチョがダサく見える原因4つと避け方 体の釣り合いを整える」に書いています。
よくある質問
Q1.筋肉を落とせば威圧感は消えるか
A.威圧感の元は、筋肉の量より、表情と声と距離と構えのほうにあると私は思います。筋肉を落とさなくても、この4つは整えられます。私なら筋肉はそのままにして、先に話す速さと立つ位置を変えてみます。
Q2.笑顔が苦手なときはどうするか
A.満面の笑みを作らなくても、明るく自然な表情でいれば十分だと思います。私なら、口元を少しゆるめて眉間の力を抜くことだけを意識します。
Q3.黒い服や短い髪も関わるか
A.黒い服や短い髪も、威圧感に関わると思います。ただ、変える順番は表情と立ち方が先です。小さいサイズの服と店の選び方は「小柄なメンズ向けブランドを丈と価格で比べる」(準備中)に、美容院で頼む髪型の条件は「低身長メンズが美容院で頼む髪型の条件3つ トップと前髪と長さ」に書いています。
Q4.言われたら何と返せばいいか
A.言われた直後は戸惑いますが、相手が教えてくれたのは体ではなく表情や話し方のことだと私は受け取ります。私なら「教えてくれてありがとう、気をつけます」と軽く受けて、次の打ち合わせからゆっくり話してみます。
次の会議で私なら1つだけ試す

4つを一度に変えようとすると、どれも続かないと思います。ゆっくり話すことひとつでも、思うより難しいと言われるからです。
まず話す速さを落とす
早口は緊張から来やすく、緊張している最中はゆっくり話そうと思っても意識しにくいという見方があります。意識できることが限られるので、私なら会議の前に試すことを1つに絞ります。次の会議では、4つのうち話す速さだけを落としてみます。
立って話すときは胸を張る
背の高さは変えられなくても、肩を開いて体を大きく見せることならその場でできると思います。会議室で立って話す番が来たら、背の高さではなく落ち着いた話しぶりで印象を残すつもりで胸を張ります。
席を立ったら、まず一呼吸おいてから最初の一言をゆっくり出しましょう。背の高い人が並ぶ会議室でも、胸を張って堂々と話し始めてください。


