チビの道〜低身長メンズの悩みと挑戦〜 背が低くても男を磨き、素敵な出会いを

低身長で顔が大きいメンズの髪型 長さ別に小さく見える形を比べる

朝の洗面所の鏡の前で首をかしげて自分の髪を見る男性の横顔

顔が大きく見えるかは顔そのものより頭全体の形で変わるので、どの長さでも、上と横に少し丸みがあり、耳の上と襟足は短くすっきりした形に寄せると小さく見えます。髪で顔を覆って隠すほど頭全体は大きく見えるので、私は隠すより、この形に寄せるほうを選びます。

洗面所の鏡や集合写真で、自分の頭だけが重く見えて気になったことがある人は多いと思います。私も帽子のサイズが合いにくいことがあります。美容院で「顔が大きいので」とは言い出しにくいとも感じてきました。

ただ、周りがどう思うかより、自分が勝手に想像して気にしている部分も大きいと私は思っています。想像で気にする時間を減らすために、私は気になる所が目立たない髪の形を先に決めておくようにしています。

この記事では、ベリーショート・ショート・ミディアムの長さごとに、小さく見える形と大きく見える形を比べました。身長に合う髪の長さそのものは、別の記事の「低身長メンズが美容院で頼む髪型の条件3つ トップと前髪と長さ」で比べています。

この記事で分かること

  1. 頭全体を四角でなくひし形に寄せる
  2. 面長はトップを上げすぎない
  3. 丸顔はサイドを短くする
  4. 縦の線はトップを少し上げて襟足を短くして作る

顔が大きく見えるのは頭の形が四角いとき

頭の大きさは骨格で決まり、若い男性でも頭の横幅は人によって違います。産総研の計測では、小さい方と大きい方を除いた真ん中の9割の人で、頭の横幅は約15.3〜17.1cmと、約1.8cmの幅がありました。

出典:産業技術総合研究所「人体寸法データベース」

骨格そのものは変えられませんが、頭全体の形は髪の切り方で変えられます。

ひし形に寄せると小さく見える

顔の目鼻を描かない頭の外形を四角い形とひし形で並べひし形の側に上に少し丸みと耳の上は短くと襟足は短くの札を添えた図
頭全体が四角い形よりひし形のほうが顔が小さく見えます

頭全体が四角く見えると顔も大きく見え、ひし形に寄せると小さく見えます。美容室でいう「ひし形」は、上と横に少し丸みがあり、耳の上と襟足は短くすっきりした形のことです。

前から見ても横から見ても後ろから見ても、この形に見えるように切るのがよいとされています。反対に、横に張った形や、重い前髪で顔まわりが広く見える形は、頭全体を四角く見せます。

面長や、あごが細い顔では、額を大きく出しすぎた形も顔を広く見せます。丸顔の人は前髪を上げるほうが合うので、額をどこまで出すかは顔の形で変わります。

横の張りは梳いて収める

頭のてっぺんより少し下の、横の骨が張っている形を、美容室では「ハチ張り」と呼びます。頭の横が角ばって広がって見えるので、頭が四角く大きく見えやすい形です。

ある美容師さんは、張っている所の髪だけを梳いて、目立たないように収めると話していました。短くしたら頭が大きく見えたという悩みも、原因が頭の形にあることがあるそうです。

顔が小さめの人でも、頭全体が四角く見えると頭は大きく見えます。顔の大きさにかかわらず、ひし形に寄せる考え方は変わりません。私なら、横の張りが気になるときは、張っている所だけ量を減らしてもらいます。

どの長さなら顔が小さく見えるか

同じ男性の横顔を短い髪から長めの髪まで3つ並べた絵
長さが変わると頭の形の見え方が変わる
ベリーショートとショートとミディアムの3つの長さで小さく見える形と大きく見える形を比べた表
長さごとに小さく見える形と大きく見える形を並べました

同じ長さの中でも、どこを短くしてどこを残すかで顔の見え方は変わります。長さごとに、小さく見える形と大きく見える形を上の表に並べました。

ベリーショートはトップで決まる

サイドを刈り上げてトップに高さを出すベリーショートは、ハチ張りとエラ張りが重なる人に勧められている形です。四角い顔の人がベリーショートにして、生まれつきの頭の丸みと顔のバランスをとる案もあります。

面長の人も、トップを上げすぎないベリーショートなら似合うとされています。坊主のように全部同じ長さにすると、ひし形になりにくくなります。

私なら、ベリーショートでもサイドを短くして、トップに少しだけ長さを残します。面長なら、残したトップを高く立てすぎないようにします。

ショートはサイドで決まる

ショートは、耳の上を短くして上に量を残すと、ひし形に近づきます。横に量が残ると、頭全体が四角く見えます。

前髪は真っすぐ下ろさずに横へ流すと、顔まわりが広く見えにくくなります。額を少し見せると、すっきりとした縦の線も出ます。

私なら、前髪を全部上げるか全部下ろすかで迷ったら、額を少し見せる長さで止めます。

ミディアムは重さで決まる

ロングについては、真っすぐのままだとストンと落ち、パーマをかけると広がりやすく、顔の大きさとのバランスがとりにくいとされています。

ミディアムも、髪が長くなるほど横と前に重さが出やすいと私は見ています。

ミディアムを勧める相手は解説によって分かれています。頬骨よりあごの幅が広い顔に勧める解説と、額が広くあごが細い顔にウェーブ系のミディアムパーマを勧める解説の両方があります。

私ならミディアムにするときは、量を減らして動きをつけてもらいます。重いまま下ろすと、顔のまわりが広がって見えると思います。

結論

どの長さでも、短くする所と上に少し残す所を先に決めると、顔が小さく見える形に寄せられます。

面長でやってはいけない髪型

面長かどうかの目安は、眉山から顎先までの長さが、両頬を結んだ横の線より長いかどうかです。顔の形の名前を1つに決められなくても、縦の長さと横幅のどちらが気になるかが分かっていれば十分だと思います。

面長の人には、縦の長さを強めず、横に少し幅を出す形が合います。

トップを上げすぎない

トップを高く立てたり前髪を上げたりすると、髪の形が縦長になり、顔がさらに長く見えます。面長の人には、サイドに柔らかく丸みを出し、トップは高さを出さない形が勧められています。

私なら、サイドは刈り上げすぎずに長めに残し、トップは少しだけ高さをつけてもらいます。

前髪をぱっくり分けない

前髪を真ん中で大きく分けると、額の見える所が広がって、顔が大きく見えます。前髪を下ろすなら、真っすぐ切りそろえずに、横に流れを作ります。分け目を作るなら、7:3がよいとされています。

洗面所の鏡の前でくしを使って前髪を横に流す男性
前髪は真ん中で分けずに横に流す

私なら、前髪は真ん中では分けずに、横に流します。

丸顔やエラが気になるとき

丸顔と面長とエラの3つの顔の外形線にトップとサイドの向きを矢印と言葉で添えた図
顔の形でトップとサイドの向きが変わります

丸顔とエラは、面長とは反対に、トップを上げるほうが合う顔の形です。同じ「顔が大きく見える」悩みでも、顔の形によってトップとサイドの扱いが逆になります。

あごが細い顔の人は、額を全部出す形やトップを高くしすぎる形を避けて、前髪を残す形にするとよいとされています。

丸顔はサイドを短く

丸顔の人は、顔の横幅が強く見えやすい顔の形です。横にボリュームが出る形や重たい前髪は、丸みが目立って顔が大きく見えます。

前髪は上げるほうが、縦の線が出やすくなります。サイドを短めにしてトップを長めに残す形は、男性向けの理容室や経済メディアの髪型の解説など複数で勧められていて、私もこの形を選びます。

エラはぼかすか刈り上げるか

エラが張る顔の形には、逆の勧め方が2つあります。1つは、サイドに動きを出して丸みのある柔らかい形にし、角をぼかす案です。

この案を勧める理容室は、角刈りやフェードのような直線的で硬い形にすると、エラの張りが強く見えるとしています。もう1つは、サイドをすっきり刈り上げて、トップにボリュームを出す案です。

私なら、どちらが合うかは美容師さんに頭の形を見てもらって決めます。

結論

丸顔はサイドを短くしてトップを長めに残し、面長はトップを上げすぎずに横に少し幅を出します。エラは角をぼかす案と刈り上げる案があるので、美容師さんに頭の形を見てもらって決めます。

低身長ならトップはどこまで上げるか

背を高く見せたいときは、トップに少し高さを出して横に広げない髪がよい、と海外の男性の服の記事にもあります。ただ、トップを上げるかどうかは顔の形で逆になります。丸顔やエラの人は上げ、面長の人は上げすぎないのが基本です。

頭と体の大きさの比率がどれくらいなら自然に見えるかは、「7.5頭身の男性はどのくらいか 身長別の頭身の目安」(準備中)で数字と一緒に書いています。

トップは少しにして襟足を短く

私は、縦の線はトップだけでなく、襟足を短くすることでも作れると見ています。面長でハチ張りの人には、襟足を短く刈り上げると後ろ姿もひし形になる、と説明されています。

姿見の前に立つ男性を斜め後ろから描き襟足が短く整っている絵
襟足を短くすると後ろ姿もすっきり見える

たとえば面長でいまショートなら、私は次の美容院でトップを少しだけ立て、サイドは長めに残し、襟足を短くしてもらいます。前髪は上げずに横に流し、額の見える所を減らします。

丸顔でいまショートなら、サイドを短くしてトップを長めに残し、前髪を上げてもらいます。丸顔はトップを上げるほうが合う顔の形ですが、私ならトップを高く立てすぎず、襟足も短くして縦の線をつなげます。

どちらの顔の形でも、縦長に見せたいときはトップを上げるのは少しだけにして、襟足を短くするほうがいいと私は考えています。そのほうが頭が大きく見えず、縦の線もつながります。

注意

面長の人がトップを高く立てると、顔がさらに長く見えます。背を高く見せたいときも、トップの高さは顔の形を先に見て決めます。

美容院で何と伝えるか

美容師がくしで横の髪を持ち上げて見せ座った男性がうなずく場面
気になる所を先に言ってから長さを相談する

美容院の椅子に座ると、「顔が大きく見えるのが気になる」とは言い出しにくいですよね。

顔の形と気になる所を先に言う

長さの名前より先に、気になる所を伝えます。面長なら「トップは上げすぎないでほしい」、横の張りが気になるなら「張っている所を梳いてほしい」と言い足すと、話が具体的になります。

「顔が大きく見えるのが気になる」「横に広がらない形にしたい」と、気になる所を先に言ってから長さを相談すると、美容師さんが形を決めやすくなります。

よくある質問

Q1.坊主だと顔は大きく見えるか

A.坊主は全体が同じ長さになるので、ひし形になりにくく、顔を大きく見せやすい髪型とされています。短くするなら、サイドを刈り上げてトップに少し長さを残すベリーショートのほうが、ひし形に近い形を作れます。

Q2.伸ばして顔を隠すのはどうか

A.髪を伸ばして顔のまわりを覆うと、頭全体の形が大きくなり、かえって顔が大きく見えやすくなります。前髪を真っすぐ下ろす形も同じで、額を少し見せるほうが縦の線が出ます。

Q3.髭は顔を大きく見せるか

A.面長の人がふさふさとした髭を伸ばすと顔が大きく見える、と経済メディアの男性の髪型の解説にありました。この形に切っても、あごのまわりに量が増えると、顔のまわりが広がって見えると思います。

Q4.帽子が合わないのは頭のせいか

A.若い男性の頭の周りの長さは、小さい方と大きい方を除いた真ん中の9割の人で約54.5〜59.6cmと、5cmほどの幅があります。頭の大きさには人によってこれだけ幅があるので、合う帽子が少ないと感じるのは珍しいことではないと思います。

Q5.セットしない日も形は保てるか

A.この形はカットで作るので、セットをしない日も土台の形は変わらないと思います。セットに時間をかけない日の長さと量の選び方は、別の記事の「セットなしで決まるメンズの髪型 低身長が選ぶ長さと量と乾かし方」で書いています。

次の美容院に行く前に

髪で顔を隠すより、耳の上と襟足を短くすっきりさせて、上と横に少し丸みを残すほうが、頭全体は小さく見えます。次の美容院の前に、鏡で正面と横から自分を見て、縦の長さと横幅のどちらが気になるかを1つ決めておきます。

気になる所が言葉になっていれば、美容院の椅子でも堂々と相談できると思います。